さんまの混ぜご飯

さんまは秋が旬の青魚で、脂が乗った濃厚な味わいが魅力。
DHAやEPAといった不飽和脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにし、動脈硬化や高血圧など生活習慣病の予防に役立つと言われています。
この「さんまの混ぜご飯」は、焼いたさんまの旨みを活かし、しょうゆ・みりん・酢の合わせ調味料で程よい甘酸っぱさとコクを加えた一品。
香ばしいごま油、風味豊かないりごまやのりがアクセントとなり、味・香り・食感がバランスよく楽しめます。
混ぜるだけで簡単に作れるので、忙しい日や秋の味覚を手軽に味わいたい時におすすめです。ぜひご家庭でお試しください!
♦調理のコツ
・さんまは塩をふって5分おき、出てきた水分を拭き取ることで臭みを除去。
・フライパンでさんまを焼く場合、グリルと違い火が通りづらく表面だけ焦げやすいのでご注意ください。
 じっくり時間をかけて焼くのがフライパンでの焼き方のコツです。
・焼いたさんまは骨と内臓を丁寧に取り除き、安心して食べられる状態にしましょう。
調味料をしっかりまぶしてからご飯と混ぜることで、味がなじみやすくなります。

完成写真

普通食
塩分カット食
食物繊維アップ食

普通食レシピ

調理時間:約20分

エネルギー:566kcal | タンパク質:22.6g | 脂質:27.2g | 炭水化物:63.5g | 食塩:2.7g(栄養価は1人分)
アレルギー特定原材料:大豆、小麦、ごま

材料(2人分)

  • ご飯 … 300g
  • さんま … 2尾
  • 塩 … 2g
  • ごま油 … 小さじ1/2=2g
  • いりごま … 小さじ1=2.4g
  • 刻みのり … 1g
  • A

    • しょうゆ … 大さじ1=18g
    • みりん … 大さじ1=18g
    • 砂糖 … 小さじ1=3g
    • 酢 … 小さじ1=5g
材料画像

作り方

  1. さんまは半分に切って、塩を両面に振ります。手で軽く押さえるようになじませたら、5分ほどおきます。
    調理1
  2. 出てきた水分をペーパータオルでふき取ります。中火で熱したフライパンにさんまを並べ、蓋をして7分ほど焼きます。
    ※脂が乗った旬のさんまは油を引かなくてもOKです。
    調理2
  3. 片面に焼き色がついたら、菜箸でゆっくり裏返し、再び蓋をしてさらに7分蒸し焼きにします。
    調理3
  4. 粗熱が取れたら骨と内臓を取り除き、身をほぐします。
    調理4
  5. ボウルにAを入れ混ぜて、ほぐしたさんまを加えてよく和えます。
    調理5
  6. ご飯に5のさんま、ごま油を加え、混ぜ合わせます。
    調理6
  7. 器に盛り、いりごまを振り、のりをのせて完成です。

塩分カット食

調理時間:約20分

エネルギー:565kcal | タンパク質:22.3g | 脂質:27.2g | 炭水化物:63.6g | 食塩:1.4g(栄養価は1人分)
アレルギー特定原材料: 大豆、小麦、ごま

塩の使用量を控えつつ、ポン酢とみりんの風味でしっかりとした味わいに仕上げています。
青じそやしょうがの香味野菜が風味を引き立て、塩分を控えても物足りなさを感じさせません。
高血圧が気になる方や塩分制限が必要な方にもおすすめの、秋の味覚を楽しめる減塩メニューです。

材料(2人分)

  • ご飯 … 300g
  • さんま … 2尾
  • 塩 … 1g
  • しょうが … 1/2片=10g
  • 青じそ … 4枚
  • ごま油 … 小さじ1/2=2g
  • いりごま … 小さじ1=2.4g
  • 刻みのり … 1g
  • A

    • ポン酢 … 大さじ1=18g
    • みりん … 大さじ1=18g
    • 砂糖 … 小さじ1=3g

作り方

  1. さんまは半分に切って、塩を両面に振ります。手で軽く押さえるようになじませたら、5分ほどおきます。
  2. 出てきた水分をペーパータオルでふき取ります。中火で熱したフライパンにさんまを並べ、蓋をして7分ほど焼きます。
  3. ※脂が乗った旬のさんまは油を引かなくてもOKです。

  4. 片面に焼き色がついたら、菜箸でゆっくり裏返し、再び蓋をしてさらに7分蒸し焼きにします。
  5. 粗熱が取れたら骨と内臓を取り除き、身をほぐします。
  6. ボウルにAを入れ混ぜて、ほぐしたさんまを加えてよく和えます。
  7. 青じそをせん切りにする。
  8. ご飯に5のさんま、ごま油を加え、混ぜ合わせます。
  9. 器に盛り、いりごまを振り、青じそをのせて完成です。

食物繊維アップ食

調理時間:約20分

エネルギー:598kcal | タンパク質:26.4g | 脂質:30.2g | 炭水化物:64.0g | 食塩:2.8g | 食物繊維:4.6g(栄養価は1人分)
アレルギー特定原材料: 大豆、小麦、ごま

さんまの混ぜご飯に玄米ご飯と蒸し大豆を加えることで、食物繊維量が増え、腸内環境の改善や便通の促進に効果的です。
もち麦は水溶性食物繊維が豊富で血糖値の急上昇を抑える働きがあり、蒸し大豆は不溶性食物繊維とたんぱく質を補給できるため、満腹感の持続や健康維持に役立ちます。
さんまの旨みと調味料のバランスがよく、食物繊維を意識しながらも美味しく手軽に楽しめるメニューです。ぜひご家庭でお試しください!

材料(2人分)

  • 玄米ご飯 … 300g
  • さんま … 2尾
  • 塩 … 2g
  • ごま油 … 小さじ1/2=2g
  • いりごま … 小さじ1=2.4g
  • 刻みのり … 1g
  • 蒸し大豆 … 40g
  • A

    • しょうゆ … 大さじ1=18g
    • みりん … 大さじ1=18g
    • 砂糖 … 小さじ1=3g
    • 酢 … 小さじ1=5g

作り方

  1. さんまは半分に切って、塩を両面に振ります。手で軽く押さえるようになじませたら、5分ほどおきます。
  2. 出てきた水分をペーパータオルでふき取ります。中火で熱したフライパンにさんまを並べ、蓋をして7分ほど焼きます。
    ※脂が乗った旬のさんまは油を引かなくてもOKです。
  3. 片面に焼き色がついたら、菜箸でゆっくり裏返し、再び蓋をしてさらに7分蒸し焼きにします。
  4. 粗熱が取れたら骨と内臓を取り除き、身をほぐします。
  5. ボウルにAを入れ混ぜて、ほぐしたさんまを加えてよく和えます。
  6. 蒸し大豆は水気を切り、粗めに刻む。
  7. ご飯に5のさんま、蒸し大豆、ごま油を加え、混ぜ合わせます。
  8. 器に盛り、いりごまを振り、のりをのせて完成です。

レシピ感想:海苔の香りが食欲をそそる。魚の味もしっかりしていて美味しかった。(60代、性別)

さんまの旨味がしっかりと出た調理で秋を感じられました。ご飯に混ぜるので、いつもよりちょっと贅沢な食卓になると思うと嬉しいです。臭みもなく、食卓にぴったりです。(20代、性別)

参考文献:キッコーマン ホームクッキング.“さんまの混ぜご飯”.キッコーマン ホームクッキング.リンク(2025年10月8日).