鯛めし
鯛めしはお祝い事に食べる機会が多いと思います。鯛1尾ごと炊き込むため調理が難しいイメージですが、切り身や刺身用を利用することで鯛をおろすことなく手軽・簡単に炊き込みご飯ができます!
鯛にはタウリンやナイアシンが含まれており2日酔い予防効果があるため、お祝いの席でお酒をたくさん飲んでも翌日に倦怠感などの軽減が期待できます。
今回の展開食は、残りの炊き込みご飯を利用した味変レシピとなっています!ひと味違った形で鯛めしを召し上がってみてはいかがでしょうか。

普通食レシピ
調理時間:約20分(切り身の場合5分)※浸水時間を除く
エネルギー: 275kcal | タンパク質: 10.1g | 脂質: 1.5g | 炭水化物: 56.6g | 食塩: 1.5g (栄養価は1人分)
アレルギー特定原材料:大豆、小麦
材料(3~4人分)
- 鯛 … 切り身2切れ(刺身用の場合120~160g程)
- 塩 … ひとつまみ
- 酒 … 小さじ1
- 米 … 2合
-
A
- しょうゆ … 小さじ2
- だしの素顆粒 … 大さじ1/2
- 酒 … 大さじ1
作り方
下準備:米は研いでおき、目盛りよりやや少ない量で30分ほど浸水しておきます。
- 鯛に塩・酒を全体的にふりかけて10分ほど置きます。
※刺身用の場合は1~3の工程を省略し、工程4から始めます。

- 鯛の水気をキッチンペーパーなどで軽くふき取ります。
- 魚焼きグリルを強火にし、皮に軽く焦げ目がつくまで3~4分程焼いていきます。

- 調味料(しょうゆ、だしの素顆粒、酒)を混ぜ、浸水しておいた米に入れ混ぜ合わせます。
- 浸水した米の上に焦げ目をつけた鯛をのせ、通常炊飯をします。

- 炊き上がったら軽くしゃもじで身をほぐします(骨がある場合は取り除きましょう)。

- 器に盛り付けたら完成です。お好みで青ネギや三つ葉をのせてもよいでしょう。

鯛のリゾット風【胃・腸保護食】
調理時間:約10分
エネルギー: 450kcal | タンパク質: 19.1g | 脂質: 14.8g | 炭水化物: 65.2g | 食塩: 2.4g (栄養価は1人分)
アレルギー特定原材料:乳製品、大豆、小麦
鯛飯を洋風にしました。事前に味がしっかりしているため、うまみたっぷりに仕上がります。
牛乳には胃もたれの緩和が期待できます。寒い時にあったかいリゾットを食べれば、心も体もあたたかくなりましょう!
材料(2人分)
- 鯛めし … 茶碗2杯分
- 牛乳 … 200ml
- 玉ねぎ … 1/4個(50g)
- しめじ … 1/2株(60g)
- ピザ用チーズ … 40g
- バター … 10g
- こしょう … 適量
作り方
- 玉ねぎはみじん切り、しめじは小房にわけておきます。
- フライパンにバターを中火で熱し、玉ねぎとしめじを炒めます。
- 玉ねぎが透き通ってきたら、鯛めしと牛乳を入れひと煮立ちさせます。
- ピザ用チーズを入れたら、チーズが溶けるまで混ぜ合わせて完成です。仕上げにこしょうをふりかけて完成です。お好みで粉チーズをふりかけてもよいでしょう。
鯛めしお好み焼き風【免疫機能向上食】
調理時間:約15分
エネルギー: 428kcal | タンパク質: 14.7g | 脂質: 13.2g | 炭水化物: 64.8g | 食塩: 2.7g (栄養価は1人分)
アレルギー特定原材料:たまご、大豆、小麦

残った鯛めしをお好み焼き風にしました。キャベツにはビタミンCが豊富に含まれており免疫機能向上が期待できます。
鯛に含まれるビタミンB1には抗菌作用、ナイアシンには体調不良を防げる効果があります。寒さが増す中で体調を崩しやすい季節です。
軽食やお子様のおやつにもぴったり!種に小麦粉を使用しないためアレルギーの方でもお召し上がりいただけます。
材料(2人分)
- 鯛めし … 茶碗1杯分
- キャベツ … 75g(2~3枚程)
- 卵 … 1個
- サラダ油 … 大さじ1
- ソース … お好み
- マヨネーズ … お好み
- 削りかつお … 2g
作り方
- キャベツは千切りにし、卵はボールへときほぐしておきます。

- ボールに鯛めしを入れ、ほぐすように卵液と絡めます。ある程度鯛めしがばらけたら千切りキャベツを入れてさっくり混ぜ合わせます。

- フライパンを中火に熱し油を入れたら、種を丸状に落とします。4分焼いたら裏返します。

- ふたをして弱火にし、3分ほど蒸し焼きにします。皿へ移し、上からソース、マヨネーズ、削りかつおをかけて完成です。青のりをのせてもよいでしょう。
鯛めしレシピ感想:調理工程が簡単、味がしっかりしていてうまみも効いていてよい(20代女性)
手軽に作れてうれしい(30代男性)
お好み焼き風感想:小麦粉を使用していないため小麦粉アレルギーの人も食べられるので作りたい(20代女性)
ご飯に味がついているから調味料を足さずに作れて楽(30代女性)
参考文献:クラシル“お好み焼きごはん レシピ・作り方”クラシル.リンク
