こどもの日とは?

こどもの日とは、端午の節句である5月5日に設定された祝日のことです。
ちょうどゴールデンウィークの時期でもあり、兜やこいのぼりを飾ったり、ちまきを食べたりと、家族団らんで楽しく過ごす家庭も多いのではないでしょうか。
今回は、こどもの日の定番食材であるかつおの料理を紹介していきたいと思います。

鯉のぼりの画像

かつおは鮮度が命!おいしく食べるポイント

かつおは、鮮度の落ちやすい魚です。
切り身にすると空気に触れる面積が多くなり、より鮮度が落ちやすいという特徴があります。新鮮な魚を選び、適切に保存しておいしくいただきましょう!
【切り身を購入する際のポイント】
身の赤色が鮮やかで、血合い部分も朱色で新鮮なもの
身が引き締まっていて、余分な水分がでていないもの 

カツオ

かつおはビタミンB群が豊富なため、新鮮なうちに刺身やたたき、野菜と合わせてサラダ風にするなど、生で食べるのもおすすめです!

2回の旬を逃さずに楽しもう!

かつおは、初夏の「初ガツオ」秋の「戻りガツオ」と1年に2回の旬がある魚です。
初ガツオ(初夏):脂が少なく、さっぱりとした味わい。
戻りガツオ(秋):脂がのって濃厚な味わい。ビタミンA・Dやビオチンなども豊富!

また、調理法も旬に合わせて変えると、美味しく楽しめます♪
初ガツオ→マリネや竜田揚
戻りガツオ→煮物やステーキ
刺身やたたきだけでなく、さまざまな料理にアレンジできる万能魚!
この機会に、ぜひ旬のかつおを楽しんでみてください。
➡詳しいレシピはこちらから!【かつおの土佐炒め】

調理

かつおのここがすごい!かつおに含まれる栄養素

かつおは、DHA・EPA、たんぱく質やビタミンD、造血作用のある鉄やビタミンB12などが、ほかの魚に比べて豊富に含まれるのが特徴です。

DHA・EPA(ドコサヘキサエン酸・エイコサペンタエン酸)

魚に含まれる不飽和脂肪酸で、どちらも体内でほとんど作ることができないため、食べ物から摂取する必要があります。
DHAは脳や神経の働きをサポートし、記憶力や集中力を維持するのに役立つ成分です。一方、EPAは血液をサラサラにし、血管の健康を守ることで動脈硬化などの予防に役立ちます。

ビタミンD

かつおに含まれているビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける働きがあり、丈夫な骨を作るのに欠かせません。骨の強化や体力向上に効果を発揮します。

カルシウム

鉄やビタミンB12

鉄は赤血球を構成する成分であるため、貧血を予防する効果があります。
しっかりと摂取することで貧血や冷え性の予防につながります!

まとめ

  • かつおは鮮度が落ちやすい魚なので早めに食べましょう。
  • 以下が豊富に含有
    • 記憶力や集中力を維持するのに役立つDHA
    • 血液をサラサラにし、動脈硬化などの予防に役立つEPA
    • 骨の強化や体力向上に効果を発揮するビタミンD
    • 貧血や冷え性の予防につながる鉄やビタミンB12

参考文献

  • こどもの日とは?端午の節句の由来とは?祝い方や過ごし方も解説!|ベネッセ教育情報サイト.“Webページのタイトル”.リンク(2025-2-26).
  • DHAだけじゃない!栄養の宝庫「カツオ」 – おいしい健康.リンク(2025-3-5).
  • 旬によって異なるカツオの栄養素を解説!新鮮なカツオの選び方もご紹介 | クラシル.リンク(2025-3-5).
  • 飯田薫子,寺本あい“一生役立つ きちんとわかる栄養学“. 株式会社西東社.2019,p213