冷やしピリ辛豆乳麺

青梗菜(チンゲンサイ)は炒め物や中華料理の添え物などに多く使用されます。
青梗菜の最大限の魅力である抗酸化作用を活かせるよう、電子レンジの加熱によりビタミンCの減少を防ぎます。
ビタミンCは夏バテ回復や疲労回復もあるため、夏バテでもサッと食べられるような麺類に仕上げました。
また日差しが強いこの時期は日焼けによるダメージが気になる方も多いと思われますが、
青梗菜には肌のダメージを回復させるβカロテン、ビタミンC、ビタミンEが全て含まれています。
汁に使用する豆乳にも肌のハリを保つほか、肌のターンオーバーを助ける効果があります。
夏バテ防止をしながら美肌を目指せるメニューです。賢く食べて栄養満点になりましょう!

完成写真

普通食
塩分カット食
骨強化食

普通食レシピ

調理時間:約20分

エネルギー:689kcal | タンパク質:26.5g | 脂質:28.9g | 炭水化物:80.7g | 食塩:5.1g(栄養価は1人分)
アレルギー特定原材料:小麦粉、大豆、ごま、豚、鶏、たまご

材料(2人分)

  • 中華麺 … 2玉
  • スープ

  • 調整豆乳 … 250g
  • ごまドレッシング … 大さじ3
  • 中華顆粒だし … 小さじ2/3
  • すりごま … 大さじ1
  • ごま油 … 小さじ2
  • ラー油(ニンニクのラー油漬でも可能) … 適量
  • 具材

  • 豚小間 … 100g
  • 青梗菜 … 1株
  • A

    • 酒 … 大さじ1
    • 味噌 … 大さじ1
    • おろしにんにく … 小さじ1
    • 豆板醤 … 小さじ1
材料画像

作り方

  1. 鍋に麺を茹でるお湯を沸かします。
  2. 青梗菜は4㎝幅の食べやすい大きさに切ります。A(酒、味噌、おろしにんにく、豆板醤)を混ぜ合わせておきます。
    調理2
  3. 耐熱容器に青梗菜の茎、葉、豚肉の順に敷き詰めていき、上から2で混ぜ合わせておいたAのタレを全体にかけ、
    ふんわりとラップをかけたら電子レンジ600Wで5~6分程(豚肉に火が完全に通るまで)加熱します。
    加熱し終わったら軽く混ぜ合わせ粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
    ※豚肉は重ならないようにするとムラなく加熱されます。
    調理3
  4. スープ材料(調整豆乳、ごまドレッシング、中華顆粒だし、すりごま、ごま油、ラー油)をよく混ぜて、冷蔵庫で冷やす。
    調理4
  5. 中華麺を表示時間通り茹でて、茹で終わったら冷水で締めます。
  6. 器に麺とスープ、上に具材を盛り付けて完成です。お好みでラー油を追加でかけてください。

塩分カット食

調理時間:約20分

エネルギー:640kcal | タンパク質:24.8g | 脂質:25.5g | 炭水化物:77.8g | 食塩:3.6g(栄養価は1人分)
アレルギー特定原材料:小麦粉、大豆、ごま、豚、鶏、たまご

塩分を控えたい場合、麺類は塩分含有量が高いため避けた方が良いですが、どうしても食べたい時はありませんか。
今回はつけ麺にしてつゆの量を少なくし、ほんのり酸味を利かすためにレモン汁を追加し塩分カットしています。

★麺類を食べる際の塩分カットポイント★
・ラーメンからつけ麺に変える
・麺をつけ汁に入れる時、どっぷりつけるのではなく半分程度までにする
・塩分は控えつつ、薬味(ねぎ・生姜・みょうが)や香味(ごま)、辛味(わさび・からし・唐辛子)等を追加して風味を効かせる
👍つける量を変えるだけでも減塩に!
つけ麺

引用元:香川明夫「減塩のコツ早わかり」女子栄養大学出版部(初版第7刷発行 2024年3月1日)P63.

更に塩分を減らしたい方には、塩分控えめの麺や食塩が含まれていない麺に置き換えていただくこともおすすめです!

材料(2人分)

  • 中華麺 … 2玉
  • スープ

  • 調整豆乳 … 180g
  • ごまドレッシング … 大さじ2
  • 中華顆粒だし … 小さじ1/3
  • すりごま … 大さじ1
  • レモン汁 … 小さじ1
  • ごま油 … 小さじ2
  • ラー油(ニンニクのラー油漬でも可能) … 適量
  • 具材

  • 豚小間 … 100g
  • 青梗菜 … 1株
  • A

    • 酒 … 大さじ1
    • 味噌 … 小さじ2
    • おろしにんにく … 小さじ1
    • 豆板醤 … 小さじ1

※写真は普通食用となります。

材料画像

作り方

  1. 鍋に麺を茹でるお湯を沸かします。
  2. 青梗菜は4㎝幅の食べやすい大きさに切ります。A(酒、味噌、おろしにんにく、豆板醤)を混ぜ合わせておきます。
    調理2
  3. 耐熱容器に青梗菜の茎、葉、豚肉の順に敷き詰めていき、上から2で混ぜ合わせておいたAのタレを全体にかけ、
    ふんわりとラップをかけたら電子レンジ600Wで5~6分程(豚肉に火が完全に通るまで)加熱します。
    加熱し終わったら軽く混ぜ合わせ粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
    ※豚肉は重ならないようにするとムラなく加熱されます。
    調理3
  4. スープ材料(調整豆乳、ごまドレッシング、中華顆粒だし、すりごま、ごま油、ラー油)をよく混ぜて、冷蔵庫で冷やす。
    調理4
  5. 中華麺を表示時間通り茹でて、茹で終わったら冷水で締めます。
  6. 器に麺とスープ、上に具材を盛り付けて完成です。お好みでラー油を追加でかけてください。

骨強化食

調理時間:約25分

エネルギー:753kcal | タンパク質:29.7g | 脂質:35g | 炭水化物:79.7g | 食塩:4.9g(栄養価は1人分)
アレルギー特定原材料:小麦粉、大豆、ごま、豚、鶏、えび、たまご

カルシウムといえば牛乳のイメージが強いと思いますが、実はチンゲン菜にもカルシウムが含まれていて、その含有量はほうれん草の約2倍です。今回はカルシウムを更に多く摂取できるよう桜えびをプラスし、尚且つ吸収を助けて骨を丈夫にするビタミンDとマイタケも入れました。桜えびの風味を感じて、骨強化を意識してみてはいかがでしょうか。

材料(2人分)

  • 中華麺 … 2玉
  • スープ

  • 調整豆乳 … 250g
  • ごまドレッシング … 大さじ3
  • 中華顆粒だし … 小さじ2/3
  • すりごま … 大さじ1
  • ごま油 … 小さじ2
  • ラー油(ニンニクのラー油漬でも可能) … 適量
  • 具材

  • 豚小間 … 100g
  • 青梗菜 … 1/2株
  • 桜えび(干し) … 大さじ2
  • マイタケ … 1/2株
  • 味噌 … 小さじ2
  • おろしにんにく … 小さじ1
  • 豆板醤 … 小さじ1

作り方

  1. 鍋に麺のゆで汁を沸かします。
  2. 青梗菜は4㎝幅の食べやすい大きさにきり、マイタケは子房に割きます。
  3. フライパンで桜エビを炒ります。香りがしてきたらお皿などに取り出しておきます。フライパンに油をひき、おろしにんにくを入れにんにくの香りがでてきたら豚小間を炒めていきます。
  4. 豚小間の色が変わってきたら、青梗菜の茎の部分を入れ炒めます。豚肉の火が通ったらマイタケを入れて火を通し、更に青梗菜の葉を入れてさっと炒めます。炒め終わったら冷ましておきます。
  5. スープ材料(調整豆乳、ごまドレッシング、中華顆粒だし、すりごま、ごま油、ラー油)をよく混ぜて、冷蔵庫で冷やしておきます。
  6. 中華麺を表示時間通り茹でて、茹で終わったら冷水で締めます。
  7. 器に麺と汁、上に具材を盛り付けて完成です。お好みでラー油を追加してかけてください。

参考文献:クラシル“簡単 冷やし豆乳坦々うどん”クラシル.リンク(2025-7-12).