鯵(あじ)は一年を通して食べられる身近な魚ですが、旬は春から夏にかけてといわれています。
特に初夏の鯵は脂がのり、旨みが増してとてもおいしくなります。
鯵は昔から日本の食卓で親しまれており、刺身・塩焼き・フライ・南蛮漬けなど、さまざまな料理で楽しめる魚です。
今回は、そんな鯵の魅力についてご紹介します。

鯵

アジの“ぜいご”とは?

アジの尾に向かってある、硬くゴツゴツした部分を「ぜいご」といいます。
正式には“稜鱗(りょうりん)”と呼ばれ、硬いうろこが並んだものです。
外敵から身を守る役割があるとされ、アジの特徴のひとつです。

ぜいご

アジのおろし方

おろし方

捨てないで!鯵は全部位が大事な食材!

  • 頭→味噌汁やあら汁に
  • 骨→カリカリに揚げて骨チップスに
  • 身→鯵のフライ、なめろう、サンガ焼き

今回のレシピはアジの旨みをたっぷり味わえる千葉県の郷土料理です👉【さんが焼き】でおいしくアジを食べよう!

おろす

一匹のアジが持つすごい栄養

たんぱく質が豊富

鯵には人間の体内では合成できない、必須アミノ酸が多く含まれており、良質なたんぱく質を摂取できます。

【期待される働き】

  • 筋肉や臓器を作る
  • 体力維持
  • 疲労回復
  • 免疫力維持
運動

運動後や疲れている時にもおすすめです。

DHA・EPAが豊富!

鯵には、青魚に多く含まれるDHA・EPAが豊富です。

【期待される働き】

  • 血液をサラサラにする
  • 中性脂肪を減らす
  • 脂質異常症予防
  • 認知症予防・改善
  • 脳を活性化
  • 記憶力アップ
DHA

骨まで食べるとカルシウム補給にも!

小鯵の南蛮漬けや骨せんべいにすると、カルシウムも効率よく摂れます。

【期待される働き】

  • 骨や歯を丈夫にする
骨

まとめ

鯵は、良質なたんぱく質やDHA・EPAを豊富に含み、疲労回復や健康維持、生活習慣病予防に役立つ栄養満点の魚です。
身だけでなく、頭や骨まで無駄なく活用することで、カルシウムなどの栄養も効率よく摂ることができます。
旬の時期には脂がのってさらにおいしくなるため、ぜひさまざまな料理で鯵をまるごと楽しみ、毎日の健康づくりに役立てましょう。

参考文献

  • 農林水産省.” 夏の食材で「涼」を感じよう<魚介類編>”.農林水産省.リンク(2026.5.7).
  • 魚食普及推進センター.” 丸魚を上手に食べてSDGs フードロス(食品ロス)を防いで地球を守る!”.魚食普及推進センター.リンク(2026-5-15).
  • 青森県漁業協同組合連合会.” アジ”. 青森県漁業協同組合連合会.リンク(2026-5-15).
  • 農林水産部水産課流通加工班.” アジのおろしかた”. 千葉県.リンク(2026-6-1).