菜の花(なばな)は春の訪れを感じさせる野菜で、ひな祭りの時期(3月上旬)が旬です。
一般的に菜の花といえば、河川敷などに広がる黄色い花を思い浮かべる人が多いですが、
ダイコンやカブ、コマツナ、ハクサイ、カラシナなど、春に花を咲かせる野菜の花も菜の花と呼ばれています。
食用として親しまれているものを”ナバナ”、観賞用は”菜の花”、菜種油を作るのが”ナタネ”と呼び方が分けられています。
旬の菜の花を使うと、彩りも鮮やかで料理が華やかになります。
ひな祭りの由来
ひなまつりは、桃の花が咲くころに行われることから、「桃の節句」と呼ばれます。
平安時代には、人形に災いを移して川に流す「上巳節」という厄払いの風習がありました。
同じころ、上流の女の子たちは人形でままごとをする「ひいな遊び」を楽しんでいました。この二つが結びつき、災いを移す「流し雛」が生まれました。
やがて家に雛人形を飾り、女の子の健康や成長を願う行事となり、3月3日に行われるようになりました。
江戸時代には京都御所や大奥でも盛んに行われ、町や地方へ広まっていったと言われています。
新鮮ななばなの選び方
- 茎が太くてみずみずしく、しっかりしているもの
- 葉や茎が鮮やかな緑色のもの
- つぼみがしっかり閉じている
→ 新鮮で水分が多い。
→ 黄ばんでいたり、しおれているものは鮮度が落ちている。
きれいな緑色の菜の花を使用してひな祭りを鮮やかにお祝いしてみては!?
保存方法
- 冷蔵保存:湿らせたキッチンペーパーや新聞紙で包み、ビニール袋に入れて野菜室で保存。
- 茹でて保存:軽く茹でてから冷凍も可能。和え物や炒め物に便利です。
効率よくなばなの栄養を取るには
なばなは葉物野菜で、切って1分半ほど茹でると火が通りますが、ビタミンCは火を通す&茹でると少なくなってしまうため、
苦みがあまり気にならない方は600W2分レンジで加熱するのがおすすめです。
ひな祭りにもう一品!菜の花の辛し和えレシピはこちら!
お祝いの席で、願いも込めて栄養も取ろう!
なばなは春野菜の中でも栄養が豊富な野菜です。
ビタミンC
レモンやオレンジなどの柑橘類に多く含まれていることが有名ですが、菜の花などの葉物野菜にも多く含まれています。
人はビタミンCを体の中で作れないため、食事からとることが望ましいです。
レモン100gにはビタミンCが100mg含まれていますが、なばな100gには110mgのビタミンCが含まれており、レモンよりもなばなの方がビタミンCを多く含んでいることになります。
なばなを料理からとることの方が効率いいと思いませんか?!
【効果・効能】
- コラーゲン生成=皮膚の健康維持、美肌
- 免疫力向上
- 感染症予防
アリルイソチオシアネート
菜の花の辛み成分の一つです。菜の花を刻むと辛みが発生します。
【効果・効能】
- 抗菌・抗カビ作用
- がん予防
カルシウム
牛乳や乳製品に含まれていることが有名ですが、緑黄色野菜などに含まれることも多く、なばなにも含まれています。
【効果・効能】
- 骨や歯を丈夫にする
- 貧血予防や血管の健康を保つ
まとめ
菜の花(なばな)は、春の訪れを感じさせる旬の野菜で、ひな祭りの時期にぴったりの食材です。
鮮やかな緑色は料理に彩りを添えるだけでなく、ビタミンCやカルシウムなどの栄養も豊富に含まれています。
女の子の健やかな成長を願うひな祭りに、旬のなばなを取り入れることで、見た目も栄養も満たされたお祝いの食卓になります。
春の味覚を楽しみながら、季節の行事を大切にしていきましょう。
