枝豆ともやしは大豆の仲間!

枝豆

枝豆 → 大豆を若いうち(青い状態)に収穫したもの。

もやし → 大豆を暗い場所で発芽させたもの。

もやし

今まで捨てられていたおから、実は栄養あります!

おから→豆腐を作る際に、豆乳を絞ったあとに残るもの。

【ポイント】

  • 低カロリーで栄養価が高い
  • 豆乳よりも物繊維やカルシウム、たんぱく質が豊富
  • 手頃な価格で購入でき、様々な料理に活用できる。
おからの画像

節分の豆、残ったことありませんか?

2月の節分といえば豆まき!「歳の数だけ食べる」と言われていますが、実際には食べきれずに残ってしまうことも多いですよね。実は、残った豆で料理できます!

節分

余った煎り大豆を美味しく食べる方法

  • 砕いて砂糖を加え、きなこに!!
  • 砕いて砂糖を加え、きなこに!!
  • 炊飯時に一緒に入れると香ばしい風味が楽しめる!

余った豆を捨てるのはもったいない!簡単なアレンジで美味しく活用しましょう。
→ 大豆【福豆】レシピはこちら!

豆まき

たんぱく質だけじゃない!大豆の栄養素

グラフ

大豆はタンパク質を多く含むだけでなく、他の栄養素も豊富です!

炭水化物も同じくらい含まれ、脂質や水分もバランスよく含まれています。

さらに、大豆イソフラボン、サポニン、レシチン、オリゴ糖といった健康に役立つ成分も含まれています。

微量成分の大豆イソフラボン・サポニン・レシチン・オリゴ糖とは、、、?

大豆イソフラボン

女性は更年期以降、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少し、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病のリスクが高まります。

大豆イソフラボンはエストロゲンに似た構造を持ち、代わりに働くことでホルモンバランスをサポートします。さらに、血液の流れを良くする効果も期待できます。

ただし、過剰摂取は避け、適量を意識して摂ることが大切です。

サポニン

大豆特有の苦みや渋み成分であるサポニンには、強い抗酸化作用があります。

私たちは呼吸をするたびに酸素を取り入れますが、その一部が活性酸素となり、体内で過剰に産生されると細胞を傷つけ、老化や生活習慣病の原因になります。

サポニンは、抗酸化作用により活性酸素の除去や産生の抑制、ダメージを受けた細胞の修復を助ける働きがあり、健康維持に役立ちます。

レシチン

ポリフェノールの1種で、コレステロール値を低下させます。

オリゴ糖

腸内の善玉菌のビフィズス菌を増殖させる作用があり、腸内環境の改善に役立ちます。

まとめ

  • 大豆は枝豆・もやし・おからなど、さまざまな形で食卓に登場する。
  • 主要栄養素はたんぱく質だが、炭水化物・脂質・微量成分も豊富。
  • 節分の余った豆は、簡単アレンジで美味しく活用可能!
  • 大豆イソフラボンやサポニンなど、健康に良い成分がたっぷり含まれている。

これを機に、大豆の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか?

大豆

参考文献

  • 農林水産省.”大豆はとっても変身じょうず”.農林水産省 子どもの食育.リンク(2025-1-14)
  • 農林水産省.“大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A”.農林水産省.リンク(2025-1-20)
  • 食品安全委員会.” 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A”.食品安全委員会.リンク(2025-1-20)
  • 農林水産省.“[History]小泉農学博士の大豆まめ知識 日本人と大豆”.農林水産省.リンク(2025-1-20)
  • サントリーウエルネス株式会社.”「抗酸化」とは?代表的な抗酸化物質と食品、酸化ストレスの予防法を詳しく紹介”.サントリーウエルネスOnline.リンク(2025-1-20)
  • 長瀬 裕子.”カラフルおからサラダ”.日本栄養士会.リンク(2025-1-20)
  • 家守幸夫,大塚製薬株式会社,公益社団法人 日本栄養士会.”大豆まるごとクッキング”.大塚製薬株式会社.リンク(2025-1-20)