はじめに

にらは、東アジア原産の緑黄色野菜で、健康増進や疲労回復に役立つ食材です。
抗酸化力を持つβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類をはじめ、カリウムやカルシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。
また、特有のにおい成分であるアリシンには血液をサラサラにする働きがあり、生活習慣病の予防に適しています。
これらの栄養素には、肌トラブルを予防する効能があるため、美肌効果が期待できます♡

今回は、健康・美肌を目指せるにらの栄養について紹介します!

元気

おいしいにらの選び方

  • 葉の幅が広く、やわらかいもの
  • 根元の切り口が新しい
  • 葉の色のつやがよい
  • 葉先までピンと伸びているもの

⚠️葉先が折れたりしているものや葉に白い斑点があるものは避けましょう。

にら

にらの保存方法

にらは傷みやすいので、早めに食べましょう。

【冷蔵庫で保存する場合】

  • 一度しおれてしまうと戻らないため、葉先が折れないようにラップできちんと包み、葉が重ならないように野菜室に立てて入れる。

【冷凍保存する場合】

  • 洗った後、適度な長さに切りキッチンペーパーなどでよく水気を切ってから、タッパーや保存袋などの密閉容器に入れて保存。

にらの調理方法

にらは、葉先と根元で含まれる栄養成分が大きく異なるため、調理法を変えると栄養を効率よく摂取できます。

  • 根本の白い部分・・・アリシンが豊富に含まれており、細かく刻むと、アリシンがさらに増加🆙
  • 葉先・・・豊富に含まれているカロテンやビタミンEは切ったり、炒めたりする過程で失われやすいので、加熱しすぎに注意しましょう。
  • 電子レンジ・・・丸ごと加熱することで、栄養を逃がさず、甘くおいしくすることができます。

■その他の注意点

  • 水気がついていると腐りやすいので、調理前の水洗いは手早くしましょう!
  • 切ることで、酵素の作用により、においがきつくなるため調理の直前に切りましょう。

今回はスープに逃げた栄養も摂れて、おいしく食べられるにらのレシピです!👉ニラ玉春雨スープ

にらの栄養素について

①β-カロテン

にらは、緑黄色野菜でβ-カロテンを豊富に含むのが特徴です。体内に入ったβ-カロテンは、小腸で吸収され、体内で必要な量のみがビタミンAに変換されます。
ビタミンAは、ほかの栄養素の働きを促進する役割も担っているため、他の栄養素と一緒にバランス良く摂取することが大切です。
脂溶性ビタミン(脂質に溶けやすい性質)であり、油と一緒に摂取することで吸収率が高くなります。
そのため、β-カロテンが豊富な食材を食べるときは、炒め物や油を含むドレッシングと一緒に食べたり、脂質の多い食材や料理と合わせて食べると効果的です。
また、酸化しやすい性質があるため、鮮度の良いうちに食べましょう。

【効果・効能】

  • 免疫力アップ
  • のどや鼻などの粘膜を保護し、体内に病原体やウイルスが侵入するのを防ぐ → 風邪などの感染症予防になる

  • 抗酸化作用
  • 生活習慣病の予防 → 老化を防ぎ、肌や血管などの健康維持に役立つ

  • 美肌効果
  • 肌のターンオーバーを整えて、乾燥・肌荒れ・ニキビ・シミなどの肌トラブルを予防

  • 目の健康維持
  • ビタミンAとなり、涙の分泌を促進し、角膜の表面を保護するため、ドライアイや目のかすみ・疲れ目の予防に有効。

免疫

②ビタミンE

にらには、強い抗酸化作用をもつビタミンEを含んでいます。これも脂溶性ビタミンであり、体内の脂質の酸化を防ぎます。

【効果・効能】

  • 抗酸化作用による生活習慣病の予防
  • 動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下、LDL(悪玉)コレステロールの減少など → 加齢によって発症しやすい疾患の予防に役立つことから、「若返りのビタミン」とも呼ばれている。

  • バリア機能を安定させる
  • 紫外線や外的刺激から肌を守り、適度な潤いを保つ
  • メラニンの排出促進
  • 血行促進作用もあり、皮膚の新陳代謝を高めて、メラニンの排出が促進される。→ シミ・そばかすが気になる方におすすめです!

③アリシン

にらの独特のにおいは、硫化アリルの特徴で、ビタミンB1の吸収を助けるため、ビタミンB群が豊富なレバーを使ったレバニラ炒めは、ビタミンB1の吸収に効果的です。

【効果・効能】

  • ビタミンB1の吸収を高めて糖の代謝を促進させ、疲労回復に。
  • 消化液の分泌を促して内臓の動きが活発になることで、食欲増進へ。
  • 血液をサラサラにして、血栓ができるのを防ぎ、血流改善へ。
  •  → 血流改善により、冷え性や肩こり、腰痛、神経痛なども改善します!

  • 強い殺菌作用があり、風邪の原因になるウイルスや細菌から体を守り、感染症予防に。
回復

まとめ

選び方

  • 葉の幅が広く、やわらかいもの
  • 根本の切り口が新しい
  • 葉の色のつやがよい
  • 葉先までピンと伸びているもの

保存方法

  • 冷蔵庫・・・葉先が折れないようにラップで包み、葉が重ならないように立てて入れる
  • 冷凍庫・・・よく水気を切ってから、タッパーや保存袋などの密閉容器に入れて保存

調理方法

  • 根本・・・細かく刻むと、アリシンがさらに増加する
  • 葉先・・・カロテンやビタミンEは切ったり、炒めたりすることで失われやすい→加熱しすぎに注意
  • 電子レンジ・・・丸ごと加熱することで、栄養を逃がさず、甘くおいしくできる
  • 水気がついていると腐りやすいので、調理前の水洗いは手早くする
  • 切ることでにおいがきつくなるため、調理の直前に切る

栄養素について

  • β-カロテン・・・脂肪性ビタミン。免疫力アップ、抗酸化作用、美肌効果、目の健康維持
  • ビタミンE・・・生活習慣病の予防、肌の潤いを保つ、皮膚の新陳代謝を高める
  • アリシン・・・疲労回復、食欲増進、血流改善、感染症予防

参考文献

  • 独立行政法人農畜産業振興機構.”野菜ブック にら”.独立行政法人農畜産業振興機構.2024.リンク(2026-01-26).
  • わかさ生活.”わかさの秘密 にらの効果”.わかさ生活.リンク(2026-01-26).
  • わかさ生活.“若さの秘密 β-カロテン”.わかさ生活.リンク(2026-2-4).
  • ふるさと納税DISCVERY.“β-カロテンの効果を解説!豊富な食品・目や肌への働き・摂取方法も紹介”.リンク(2026-2-4).
  • 大塚製薬.栄養素カレッジ“ビタミンE”.リンク(2026-2-3).